iDeCoのデメリットはメリットでもある

NISAやつみたてNISAの場合、まとまった資金が必要になった際に解約して現金化がいつでも可能です。そのため、下げ相場の時に解約してしまう方も一部でいるようです。

一方、iDeCo(個人型確定拠出年金)は基本的に途中解約ができません。毎月拠出するのが辛くなってきたら掛金額の変更や拠出の一時停止などができるので柔軟に対応すべきです。

よく積立投資をしていても下げ相場で売却してしまい、底で買い直そうと考えている方もいるかもしれません。

正直言っていれは難しいです。人間には相場のどこが底でどこが天井かなんてわかりません。

その点、iDeCoは相場が上げようが下げようが淡々と毎月、積立投資を行うことができます。中途引き出しも無理なので解約するという選択肢もないのでそのデメリットが逆に投資手法に対してはメリットになっています。

市場に居続けることができれば突然やってくる上げ相場にも上手く乗ることができます。実際、3月9日に日経平均株価は2万5千円を割れましたが今日2022/03/23時点で一時2万8千円を回復しました。

下げ相場でも解約できないというデメリットがあるiDeCoが実は、常に市場に居続けることができるというメリットでもあり今回のような上げ相場にも対応可能です。

実際、私のiDeCo口座も一時は含み損が拡大しましたが米国市場の反発などもあり徐々に資産高が回復してきています。

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