個人型確定拠出年金の税制メリット1:所得控除

個人型確定拠出年金に加入して拠出した掛金は所得控除の対象になります。所得控除とは例えば配偶者控除や基礎控除のように収入から差し引かれその分、課税対象収入(所得)の減少につながり節税が可能になる仕組みです。

所得控除の結果、税金がかかる所得が減り、結果、所得税、住民税が減額されます。

所得税では累進課税率の高い高所得者ほど税制メリットを受けられることになります。

例えば、ざっくりとした計算ですが、所得税の税率が10%の方でも住民税の10%と合わせて掛金の20%が節税可能だということになります。

月に23,000円を拠出したとします。年間で276,000円の拠出金です。上記のケースだとおおよそ55,200円の節税が可能だということです。

仮に276,000円の投資で5万円以上の運用益を毎年、得るのはかなり難しいことを考えていただければ、所得控除のメリットがお分かりになると思います。

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