新しい職場が確定拠出年金を導入していたら

4月から新卒や中途で新しい会社で働く方も少なくないと思います。当初は会社に慣れるのに必死ですが様々な手続きも待っています。

その一つに勤務先で企業型確定拠出年金を導入している場合は会社の提示する商品リストから商品を選び、どうやって企業年金を運用するのか自分で決めなくてはなりません。

iDeCo(個人型確定拠出年金)を選ぶ際にも結局は自分で判断して決断する必要があります。

投資に馴染みの薄い方は無難に「全額預金」を選んでしまうかもしれません。実際、少なくない方がそのような選択をしています。

ただそれだとなかなか資産は増えません。投資知識が薄い方は入門書を1冊読んでみるだけでも随分と違ってくると思います。

また同期入社の中に投資に詳しい人がきっといるはずです。可能ならそうした同期が、どのような商品を選びどうやって資産配分を決めたのかなどを教えてもらい参考にすることも良いかもしれません。

できるだけ低コスト(信託報酬の低い)で世界全体の投資ができる株式投資信託(インデックスファンドが望ましい)を上手く組み合わせてみてください。

iDeCo(個人型確定拠出年金)の場合は全世界に低コストで分散投資ができるインデックス型の株式投資信託の取り扱いが各社でありますので調べてみてください。

iDeCoをネット証券で加入した場合はそうした低コストの全世界投資型インデックスファンドが選べるはずです。

株式だけなく債券も組み入れたいと思う方もいらっしゃると思いますが、これだけ世界的に低金利だと債券型の商品は今はあまり旨味が薄いと思います。

もっともリスクを低下させるために債券型の商品を組み入れるのもありです。

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